ブロッコリーの育て方

誰もが皆成長する

【剣盾シングルS12使用構築】サイクル偽装物理サンダーノラゴン 【最終298位 2012】

どうもすすなりと申す者です。S12お疲れ様でした。冠ポケモンが解禁され、新しい環境になったということで簡単にですが、使用していた構築を紹介したいと思います。

 

 

【使用構築】

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【コンセプト】

 

・初手ダイマックスからの逃げ切り

       ~構築単位で地面を抑制し、サンダーの想定外の物理火力で相手を崩す~

 

・相手からは見えづらいこちらの勝ち筋を押し付ける

 

 

【個体紹介】

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・サンダー@命の珠 意地 187(172)-156(252)-106(4)-*-111(4)-130(76)

 

<調整意図>

 ・チョッキ等の対面で撃ち合おうとしてくるエスバのダイアタック+巨大火球意識で耐久ベース

 ・火力は下記の役割対象に対して本当にギリギリなのでぶっぱ推奨

 

ワイルドボルト/ブレバ/ギガインパクト/羽

 

 本構築の軸。サンダーの特殊火力の高さ故、環境にサンダー受けの特殊耐久ポケモンが増えてきたように感じ、それらのポケモンを崩すことのできる物理で使用した。ギガインパクトの枠だけ蜻蛉、鋼翼などと相談だと思うが、単純に対面性能だけを高めたいのであれば、電気等に打てるギガインパクトのノーマル打点が一番撃ち合える範囲が広がると思い今回はギガインパクトを採用した。主にサンダーをhdバンギ、ウツロ、ラッキー、hdポリ2等で受けようとしてくる相手を破壊する鳥。ですが本来の特殊ベースとは違いカバで簡単に止まる、ランドを選出されると火力が落ちて足りなくなってしまうといった理由から物理エースとして使っていく上で、構築単位でその2体に圧をかけることが非常に重要だと感じました。また、ウオノラゴンと合わせることで終盤流行っていたサンダーノラゴンの並びを意識させることができ、このポケモンの初手ダイマが気持ち通りやすく感じたので、そういった点でもウオノラゴンととても相性の良いポケモンだったと思います。

 

 

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・ウオノラゴン@拘りスカーフ 意地 165-156(252)-121(4)-*-100-127(252)

 

エラ噛み/逆鱗/けたぐり/ねごと

 

 初手荒らし兼スイーパー。強かった。こいつにダイマも結構きりました。

 

 

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ミミッキュ@アッキのみ 意地 143(100)-145(172)-116(124)-*-126(4)-130(108)

 

じゃれつく/ドレインパンチ/影うち/剣舞

 

 対面構築を組む上で必須だと思っているポケモン。今期はもっと火力に割いても良かったかなと思っている。

 

 

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・悪ウーラオス@襷 陽気 175-182(252)-121(4)-*-100-163(252)

 

暗黒強打/インファ/不意打ち/毒づき

 

 実は初めて悪使った。めちゃくちゃ強かった。

 

 

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ガマゲロゲ@神秘の雫 控えめ 189(68)-*-96(4)-150(252)-98(20)-115(164)

 

<調整意図>

 ・すいすい発動で+1準速サンダー抜き

 ・サンダーとの撃ち合い意識でcぶっぱ余りを耐久へ

 

ハイドロポンプ/大地の力/毒/守る

 

 見た目上の水の一貫を切るポケモン。刺さっている構築にはとことん強かった。こいつのダイマ+ウオノラゴンが無難に強い。下記のジバコイルの印象を植え付けた後の再戦ではこのポケモンが気持ち良いほど通るので使っていてとても面白かった。

 

 

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ジバコイル@食べ残し 図太い 177(252)-*-169(148)-151(4)-117(52)-87(52)

 

<調整意図>

 ・b201のナットレイのボディプレスをb+2状態で15/16の確率で身代わりが残る

 ・一応ブラッキー等の4振り65族の上から身代わりを展開できればと思いsを実数値87まで振り、余りをcdへ

 

放電/ボディプレス/身代わり/鉄壁

 

 ナットレイよりも陰キャしていたうちのジバコイル。上記の物理サンダーを通すため構築を水に寄せた+ウオノラゴンの圧が強すぎてナットレイを釣れると思ったため、そのナットレイを逆に起点にする磁力ジバコイルを採用した。ナットレイバックに合わせてこいつを出し、相手に鉄壁がなければボディプレス持ちでも択を合わせ、そのまま倒さずTODすることができる。ジバコイルで裏まで貫けそうな構築であれば突破することもあったが、それ以上に最終日は勝ちたい気持ちが強かったのでTODしていました。もしこのジバコイルに心当たりある方おられましたら、この場を借りて謝罪させてください。全てうちのジバコイルが悪いですw

 

 

【選出】

・エース+ミミッキュウーラオスウオノラゴンから2体

 

ジバコイル+@2

 

のような選出が多かったです。

 

 

【最後に】

・準伝が解禁したこともあり、新鮮で非常に面白いシーズンでした。元々リュガクレセを軸にして潜っていたのですが、終盤の悪ラオスの増加もあり、そのパーティで勝ちきれなかったのが少し心残りではありますが、全体を通して準伝環境楽しすぎました。今後リアルの都合であまり数潜れなくなるかと思いますが、機会が巡ってきたらまた上位目指して頑張っていきたいと思います。

 

 

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【剣盾シングルS10使用構築】展開スイッチ 【最終30位】

始めての方ははじめまして!

そうでない方はお久しぶりです。すすなりです。

 

今回、シーズン10で目標としていた最終2桁を記録することができたので構築記事を書こうと思います!

 

 

【使用構築】

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【構築経緯】

 

・シリーズ6になり、今までの環境TOPポケモンが一時的に出禁になったこともあり、前に国際孵化で生まれた色ポットデスが活躍できるのではないかと思い、ポットデスを始めにパーティーを組み始めた。

 

・ポットデスの色々な型を試した結果、某カイリキーさんが動画で使っていた鬼火で起点作りもでき、ストッパー兼抜きエースにもなれる襷ポットデスの使い勝手が良かったのでパーティーの軸とした。

 

・ポットデスで起点を作った後、要塞化して相手を詰ませるポケモンとしてカビゴンニンフィアを採用。

 

・また、ポットデスだけでは展開していける相手が限られてくるのでAキュウコンを採用。

 

・最後に初手ダイマや展開後のダイマから相手を崩していけるエースとしてパッチラゴン、水ウーラオスを採用してパーティーが完成した。

 

 

 

【個体紹介】

①ポットデス

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<実数値> 143-×-111-158-135-128   

努力値> 60-0-204-28-4-212

 

<調整意図> ・16n-1調整、準速75族抜き

       ・182水ウーラオスのダイストリーム確定耐え

       ・余りをcとdへ

パーティーの組み始め。このポケモンは白いハーブのバトン型、砕ける鎧の襷アタッカー型等も試したがこの鬼火採用の襷型が自分のパーティーに合っており、かつ柔軟な動きができるのでこの構成に落ち着いた。初手に出して起点作りまたは襷を盾にした殻を破るによる積みで相手のダイマ強要or相手のパーティーを半壊させる等々、選択肢が多く使っていてとても楽しいポケモンでした。また、後述するキュウコンの壁から積んでいく動きやストッパーとして裏に控えさせておく動きも強力であり、今まで環境TOPの影に隠れていただけでスペックは非常に高いと感じました。相手に悪タイプのポケモンがいる際は選出を気を付けなければいけませんが、それ以外には雑に出しても強いポケモンでした。何より可愛いのが一番のポイントです!!!!!

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ちょっと悪い顔をするポットデスもまた可愛いです

 

 

キュウコン(アローラの姿)

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<実数値> 151-×-112-122-121-168

努力値> 20-0-132-164-4-188

 

<調整意図> ・最速100族抜き、ナイトヘッド、地球投げを3発耐えるように

       ・182水ウーラオスの水流連打+壁下アクアジェットを確定耐え

       ・無振り水ウーラオスを霰ダメ+ムンフォで14/16の確率で倒し

       ・余りをdへ

 

このパーティー2体目の展開要因。上記のような調整を施すことで初手水ウーラオス対面ベールから入るのが安定になります。無難に初手から出して壁を貼るのもよし、初手ダイマ等で暴れた後、キュウコン+詰ませ役で相手を詰ませにいく動きも強かったです。環境に刺さりが良いことに加え、出せば何かしら仕事をしてくれるポケモンでもあるので、自然と選出率は高くなっていました。アンコールの枠に関して、絶対零度との選択になると思いますが、後述するニンフィアカビゴンの技構成が相手にすることできる範囲を増やすためにギルガルド等の鋼タイプに弱めな技構成となっているため、身代わり等を縛り、起点回避のできるアンコールの方が使い勝手が良かったです。また、吹雪もフリドラとの選択になると思いますが、火力が欲しい場面の方が多かったため、今回は吹雪を採用しています。

 

 

 

③パッチラゴン(最終日前日に型を変更)@命の珠

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<実数値> 165-130-110-143-81-120

努力値> 0-76-0-236-0-196

 

mega-salamance.hatenablog.com

(調整はこちらのうわっきーさんの両刀パッチラゴンの素早さをゲンガー意識で実数値1上げたものになっています)

 

ダイマエース1体目。元々は陽気asのラムパッチラゴンを使っていた(使用感かなり良かったです)が、このパーティー自体がシーズン終盤増加傾向にあったゲンガーが激重で選出画面にゲンガーが見えた際にこのパッチラゴンの初手置きを半ば強制させられるのが面白くなかったので、最終日前日に急遽型変更しました。パッチラゴンの特殊打点はあまり警戒されることがなく、カウンターを龍打点で透かしたり、火力の高い特殊炎打点を与えることができたりと相手の意表を突くことのできる型でした。また、鬼火で止まりずらいのもgood!ただ、S↑2でスカーフサザンドラを抜けない点、このポケモンと撃ち合ってくるポケモンが殴りながら特防を上げてくる(ドサイドン等)ことが多いのには少し悩みましたが、それでも崩し性能の高い強力な型の1つだと思いました。

 

 

 

カビゴン

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<実数値> 267-130-123-×-136-50

努力値> 252-0-212-0-44-0

 

<調整意図> ・特に深い意図はありませんが、hbぶっぱで使っていた際、マリルリのダイナックルで半分入らず、木の実を発動できなかったばかりに返しのダイマックス時のhpが確保できず、そのまま押し切られた試合があったため、気持ち物理耐久を落としdに振り分けました。(←これを調整意図っていうんですかね?w)

 

詰ませ役1体目。前述したポットデスやキュウコンのサポートからそのまま要塞化を図ったり、パッチ等の初手ダイマで相手をぐちゃぐちゃにした後、このポケモンを突破できない状況を創り出したりしていました。地割れの枠は本来、地震が安定で不便を感じることもありましたが、ピクシー、ナットレイサニーゴ等の本来突破できないようなポケモンを相手にするためにこの構築では必要不可欠な技でした。

 

 

 

ニンフィア

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<実数値>193-×-124-131-151-93

努力値>180-0-220-4-4-100

 

<調整意図> ・16n+1調整

       ・準速40族(主にドサイドン意識)抜き

       ・無振りモロバレルの種爆弾を身代わりが確定耐え

 

詰ませ役2体目。主にアシレーヌモロバレルドヒドイデの前で身代わりを残し積んでいく。元々この枠はアシレーヌでしたが、草打点が抜群で入る点、ラッキー種に無力といった理由から、今回のニンフィアの採用に至りました。ニンフィアの利点としてサイコショックを採用できることが大きく、これによりラッキー種への打点を持つことができたり、特殊との積み合いを有利に進めることができたりと、アシレーヌとは違った強みを持っているポケモンだと思いました。しかし、この2ウェポンの選択により、鋼タイプへの打点が乏しく、炎打点が欲しい場面がかなりありました。それでもサイコショックがあることによる選出範囲の増加の方が大きく、本構築では上記のような技構成となっています。また、s振りラッキーを考えるとこの調整以上に素早さが欲しい場面もありましたが、努力値がカツカツすぎて素早さに回す余裕がありませんでした。(←誰か良い調整知っていたら教えてください)

 

 

 

⑥水ウーラオス(最終日前日に型変更)@ラムの実

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<実数値> 175-200-121-×-80-149

努力値> 0-252-4-0-0-252 

 

<調整意図> ・火力が欲しい場面が多かったのでasぶっぱ

       ・余りをbへ

       ・弱保型の方の調整は気になる方いればTwitterの方までお願いします

 

ダイマエース2体目。今回自分を2100まで連れて行ってくれた立役者。最終日前日までは穴を掘る採用の弱保型で使っていましたが、パッチラゴン以外に初手ゲンガーに抗えるポケモンが欲しい、シーズン終盤になるにつれて型の認知が上がってきたこともあり、弱保をケアされることが多くなった等の理由からラムに変更して潜っていました。実際、この変更は正解で初手ゲンガーを無償突破できることがあったり、スカーフ火トムの鬼火を透かし、返しの水流連打で落としたりと終盤の環境に刺さっていたポケモンだと思いました。また、ラムパッチラゴンと違い、1度ビルドやナックル、ジェットを積んでしまえば後ろの襷ポケで止まりづらいエースでもあり、流行していた襷ホルードに強く出られるのがこの水ウーラオスの強みだと思いました。技構成はギャラドスが出禁になったこともあり、雷パンチよりもダイジェットによる抜き性能を高めた方が強力だと感じ、上記のような技構成で使用していました。雷パンチがないことによって水タイプへの打点不足も感じましたが、環境に多くいた水タイプであるアシレーヌマリルリは他のポケモンで十分対策できていると感じたため、その点は何とかなっていました。もし、それらの水タイプと対面せざるを得ない場合は気合でなんとかしますw 

 

 

 

【選出】

・ポットデス+キュウコン+詰ませ枠(カビゴンニンフィア

  ポットデス(刺さっていれば初手から積んで暴れることもあります)、キュウコンで起点を作り後続の詰ませ枠を要塞化させる

 

・初手エース(パッチラゴン、ウーラオス)+切り返し兼起点作り(ポットデス、キュウコン)+詰ませ枠

 

のような選出が多かったとは思いますが、相手の構築によってどのポケモンも満遍なく選出してました。

 

 

 

【最後に】

 まずは、S10お疲れ様でした。剣盾から本格的な対戦を始め、最終2桁を目標にこれまで頑張ってきましたが、今期はその努力が実ったシーズンでもあるので個人的に非常に満足のできる結果となりました。構築はとても自信のあるものを組め、最終日まだ潜れる時間もありましたが、保存欲求+緊張に負けてしまい、途中で潜ることをやめてしまったことだけは少し後悔もしています。しかし、来期以降この悔しさをバネにまた戦える場所まで登ってこれたとき、もっと貪欲に上を目指していけたらいいなと思います。潜るのをやめた後もホームは少し確認していましたが順位変動が結構あり、改めて上位で戦っている人たちの凄さを感じることができたのは大きな収穫でした。これからもポケモン楽しみます!

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

 

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【剣盾シングルS7最終366位】ウォーグルを活躍させたい

こんにちはすすなりと申します。目標である最終2桁には届きませんでしたが、使っていた構築の並びが非常に好きな並びなので、簡単に紹介させていただきます。

 

【使用構築】

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【構築経緯】

DLCポケモン達が来る前に、好きなポケモンであるウォーグルで結果を残したいと思い、この構築を組み始めた。

 

・初手dmで荒らし、後続で詰める。

 

 

【個体紹介】

 

シャワーズ@食べ残し 貯水

 

図太い:156-0-252-4-52-44

 

実数値:225-×-123-131-122-91

 

技構成:ねっとう/身代わり/溶ける/バトンタッチ

 

 

-調整

 

・HP16n+1(食べ残し最大効率)

 

・物理方面の相手をすることが多いのでB振り切り

 

・Sは鉄壁アマガ意識で残りをCDに振り分け

 

 

最初はヒヒダルマと合わせサイクルを管理する目的で欠伸守る型で使っていましたが、このパーティーでサイクル戦をしていても、どこかで相手のdmで崩される+受けルが重かったのでこういった技構成になりました。受けルにゴリラが入るようになってきたこと以外は完璧な役割遂行ぶりでした。欠伸を切ったのはシャワーズが水タイプであり、守るとセットでないと相手のロトム入りのサイクルに不利を取るので、それならいっそ物理方面に厚くしようと思い、溶けるの採用になりました。溶けるを採用することにより、苦手な相手を補助技で引かせようと考えている物理ポケを身代わりと合わせて詰ませることができるので使用感は非常に良かったです。後述するピクシーと相性が良いのも強かった。

 

 

 

ドリュウズきあいのタスキ 型破り

 

陽気:0-252-4-0-0-252

 

実数値:185-187-81-×-85-154

 

技構成:地震/アイアンヘッド/岩石封じ/角ドリル

 

 

-調整

 

・AS振り切り余りB

 

 

シャワーズと相性の良いテンプレ襷ドリュウズ。エースバーンとゴリランダーの増加で環境的に向かい風ではあったが、それでもなお強いポケモンだった。

 

 

 

ドラパルト@弱点保険 すり抜け(気分でクリアボディと使い分けてました)

 

意地:204-236-12-0-4-52

 

実数値:189-187-97-×-96-169

 

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/空を飛ぶ/電磁波

 

 

-調整

 

・Aは11n調整をし、なるべく高く

 

・弱保ドラパミラーを意識して既存の弱保型より少しS多めに

 

・残りはdm時の打ち合い性能を高めるためにHを多めに振り余りをBDへ

 

 

ウォーグルに次ぐ本構築の第二のdmエース。と言いたいところではあるが、正直なところこの技構成を思いついてからはこのドラパルトの方が選出機会が多かった。弱保ドラパの技構成としてはドラゴンアロー、ゴーストダイブまでは確定で後2枠はお好みだと思う。しかし、環境にエースバーンが蔓延している状況なので不意打ちで縛られないようにするためにも補助技は必須のように感じた。中でも今回自分の採用した電磁波の使用感はとても良く、特にタイプの変わっていないエースバーンにも刺せるのが非常に強かった。またダイジェットを見せると電磁波などの補助技はあまり警戒されず、痺れによりeazywinできることもまれにあった。主に後続に控えさせるダルマやピクシーとこの電磁波は非常に相性が良く、幾多の勝ち筋を作ってきたこの構築のMVP。

 

 

 

ウォーグル@命の珠 まけんき

f:id:susunari_poke:20200701133429j:plain ←自慢の色ウォーグルです

 

意地:0-252-4-0-0-252

 

実数値:175-192-96-×-95-132

 

技構成:ダブルウイング/ギガインパクト/インファイト/追い風

 

 

-調整

 

・火力が欲しく素早さも削れないためAS振り切り

 

 

 

この構築の原点でもありイケメン枠でもある。ウォーグルをどうすれば活躍させてあげられるか考えたところ初手dmで荒らした後、追い風で退場し、鉢巻ダルマに繋ぐ動きが強いのではないかと思いついたためこの技構成となった(dmエース+エルフダルマを2枠でできるようなイメージ)。ウォーグルはラム持ちがメジャーであり、相手がラムを警戒してくれれば、一時的に状態異常を防げる+珠による想定外の火力により、相手のパーティーを半壊させることができるのがこの型の強みでした。しかし終盤はラムではない想定で欠伸や鬼火などの状態異常を入れられることが増え、脳死dmでそのまま負けに直結することもあったので、慎重に扱うべきポケモンだと思いました。また、鎧の孤島の新技であるダブルウイングはブレバと比べてダイジェットの威力が10下がるので、ナックル+ジェットで倒したいカバルドンなどに対して微妙に火力が足りないなと感じることはかなりありましたが、それ以上に意識をしていたエルフーン、襷ゴリラ、身代わりミミッキュなどにしっかりと役割を遂行できていたので良い技選択だったと思いました。環境にいるウォーグルよりsの高いdmエースとは対面で撃ち合うと負けてしまうことが多いので、先にsを上げた状況で対面することを意識すると大分勝率は変わります。

 

 

 

ヒヒダルマ@こだわり鉢巻 五里霧

 

陽気:4-44-252-0-4-204

 

実数値:181-166-107-×-76-155

 

技構成:つららおとし、馬鹿力、じしん、ストーンエッジ

 

 

-調整

 

グラスフィールドの回復込みで177ゴリラのグラスラ12/16の確率で2発耐え

 

・187ドリュウズのアイへを75%の確率で耐え

 

・Sを最速ドリュウズ抜きまで、残りをAとDへ

 

 

 

この構築の掃除屋。初手dmで場を荒らし、S操作をしてもらってから場に出した後、相手のdm諸共残りのポケモンを倒していく。エースバーンやゴリランダ―の流行で環境的に非常に動きづらく、立ち回りが非常に窮屈だったと感じるが、上記のようなdmエースにお膳立てしてもらった後は非常に優秀な詰めゴマになると感じた。現環境でこのポケモンを使うには194鉢巻ゴリラのグラスラ確定耐え(実数値h181-b98)まで振らないとかなり動かしづらいと思うので、これからもダルマ使っていこうと思っている人は是非参考にしてみてください。

 

 

 

ピクシー@アッキのみ 天然

 

図太い:252-0-244-0-0-12

 

実数値:202-×-123-115-110-82

 

技構成:月の光/火炎放射/ムーンフォース/めいそう

 

 

-調整

 

・ミラー意識でS12振り

 

・物理方面に固くするために残りHB振り切り

 

 

 

初手dm+ヒヒダルマで荒らした後に相手を詰ませるHBアッキ瞑想型。ピクシーをある特定のポケモンで見ようとしてる相手に初手dmの対応を強要させることにより、裏のこのポケモンで詰ませるルートを取ることができる。また前述したシャワーズの溶けるバトンの存在により月光連打で相手のダイホロウをいなした後、シャワーズを経由することで防御の上がったピクシーを再展開させる動きも強かった。アイへ持ち以外の物理ポケモンに対しては未だ強力な詰ませ性能を有しており、初手dmの裏に置くポケモンとして非常に優秀なポケモンだと思った。

 

 

 

【最後に】

S7お疲れ様でした。DLCポケモンが入ってくる前にウォーグルを活躍させたいと今期頑張っていましたが、そのDLC前に乱入してきた化物兎と怪力ゴリラに荒らされまくった今シーズンでした。しかし、戦術の幅も広がり非常に面白い勝負ができたシーズンだったとも思います。来期は自分も兎使います。たぶんw

 

 

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【剣盾S5使用構築】鋼翼ドラパルトサイクル 【最終日最高74位最終109位】

はじめまして、すすなりと申します。

 

目標である最終2桁には後1歩届きませんでしたが、個人的に満足できる結果を残すことができたので記事を書こうと思います。

 

【使用構築】

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【構築経緯】

・前期使用していた残飯身代わり竜舞ドラパ+ガオガエンの並びの感触が良かったので、その2体を軸に今期も構築を組み始めた。

 

ガオガエンでサイクルを回していく上で、相手の水ロトムアシレーヌなどがきつかったので、タイプ受け+宿り木でサイクルを有利に回していけるナットレイを採用。

 

・ドラパルトで相手をしづらいアーマーガアなどの物理受けがいた場合の第2のエース兼パーティのフェアリー枠+飛行枠となれるトゲキッスを採用。

 

・現環境でパーティにノーマル枠は必須だと思っているため、クッション+欠伸でサイクル操作ができるカビゴンを採用。

 

・最後に、ガオガエンカビゴンと相性が良く、相手に圧力をかけれるアタッカーとして氷ヒヒダルマを採用し、パーティが完成した。

 

【個体紹介】

ヒヒダルマこだわりスカーフ

 

性格:意地っ張り

 

特性:五里霧

 

181(4)-187(76)-76(4)-*-97(172)-147(252)

 

氷柱落とし/ストーンエッジ/フレアドライブ/蜻蛉返り

 

最後に入ってきた枠。d振りにしたことで初手ドラパやサザン対面である程度強気な択選択をすることができた。構築上、初手に火ロトムを良く出されるので一撃で落とすためにストーンエッジを採用。初手鉢巻馬鹿力ケアでドラパ等に引いてこられた場合も2発とも当てればそのまま倒せることが多いので、起点になりづらいという意味でも使用感は良かったです。

 

陽気個体ではないため初手ミラー等で困る場合はありましたが、それ以上に上記の仮想敵に対して火力が欲しかったため、意地っ張りでの採用となりました。

 

フレドラはアーマーガアやナットレイ意識で入れていましたが、先にビルドを積まれた場合に受けきられる点や環境にオッカナットレイが多かったので、馬鹿力でいいかもしれません。

 

 

 

ガオガエン@オボンのみ

 

性格:呑気

 

特性:威嚇

 

201(244)-136(4)-143(156)-104(28)-120(76)-58(最遅)

 

蜻蛉返り/火炎放射/DDラリアット/鬼火

 

構築の物理に対するクッション兼サイクル要因。威嚇を撒きながらサイクルを回すことができるのが無難に強い。環境トップであるドラパルト、ミミッキュカビゴンに対して比較的安定した引き先となり、ダメージレースを有利に進めることができた。また、威嚇や鬼火で相手の攻撃を下げることで、後述するドラパルトが起点にできる範囲が広がり、起点作成要因としても非常に優秀だった。炎・悪という恵まれたタイプを持っており、悪戯心持ちの変化技を無効化できるも偉い。

 

調整理由としては↓1の陽気252振りドリュウズ地震をオボン込み2耐え、h252d4振りアーマーガアを放射で最低乱数を切って確定2発、余りをdに振ることで最低限の特殊耐久を確保した。実際にはhp満タンの状態でドリュウズと対面することはあまりなかったが、オボン込みで多くの物理ポケモンの相手をすることができた。

 

 

 

ドラパルト@食べ残し

 

性格:意地っ張り

 

特性:すり抜け

 

193(236)-176(156)-103(62)-*-96(4)-169(52)

 

ドラゴンアロー/鋼の翼/龍の舞/身代わり

 

本構築のエース① ガオガエンナットレイで対面操作をし、有利対面を作ったり、鬼火や威嚇で相手を弱体化させた後、龍の舞を積み、そこから全抜きを狙う。型の認識が広まってきたこともあり、食べ残し=鬼祟の1点読みされることが少なくなり、龍の舞をケアされることが増えた気がする。

 

技構成は鋼の翼の枠をゴーストダイブと入れ替えて使っていたが、シーズン終盤はずっと鋼の翼で運用していた。ゴーストダイブで運用していると相手のミミッキュ等に対して半ば強制的にDMをきることになり、柔軟な動きができなくなるのに不便を感じていた。また、DM権が切れた後にフェアリーとノーマルタイプのポケモンが相手に残っていると突破することができなくなるのも懸念点の1つでした。鋼の翼で運用することによるデメリットとして鋼タイプに対する打点が乏しくなったり、ドヒドヌオーなどの受けを崩しずらいといった点はありますが、それ以上に上記のようなノーマルフェアリーの並びに困らなくなったのが非常に大きかったので、この変更は正解だったと思います。加えて、ダイスチルによる防御上昇により、自身で起点にできる相手が増えるのも鋼の翼の良い所でした。アイへが命中100なのに、鋼の翼は90なことだけは理解できません…

 

シャドークロー覚えたら正真正銘最強のポケモンでした。

 

 

 

カビゴン@フィラのみ

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性格:腕白

 

特性:食いしん坊

 

267(252)-130-121(196)-*-136(48)-52(12)

 

欠伸/ヘビーボンバー/地割れ/リサイクル

 

構築の第2のクッション枠。本当は食べ残しを持たせたかったが、ドラパルトが既に食べてしまっていたので混乱実を持たせた。食べ残し型との違いとしては守るがないので一旦の様子見などができない、欠伸をしているだけではhpが回復していかないといった使用感の違いがあります。しかし、瞬間的な回復量は凄まじいものであり、こちらの型にしかない利点もあります。技構成上、DMすることによって防御と特防を上げることが可能となっており、相手のパーティがカビゴンで詰ませられそうな場合は積極的にDMしてました。

 

どうしても無理なポケモンに対して、地割れでワンチャンス作れるのが偉く、大事な場面では当ててくれてたのでとても好きなポケモンになりました。

 

地割れカビゴンミラーだけは不毛な争いすぎるので2度とやりたくないです。

 

 

 

ナットレイ@オッカのみ

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性格:呑気

 

特性:鉄の棘

 

181(252)-114-198(228)-*-140(28)-22(最遅)

 

ジャイロボール/ボディプレス/ステルスロック/宿り木の種

 

本構築の要。似た並びとして前期最終2位である塩麹さんのドラパミトムガエンの並びがありますが、今回の自分の構築ではミトムの代わりにナットレイを採用しました。ミトムの場合はボルトチェンジを駆使し、ダメージを与えながらサイクルを回すことができるのが大きな利点の1つだと思うが、今回ドラパルトを鋼の翼で運用していることもあり、ミトムを採用すると、構築全体を通してドリュウズの処理が難しくなると感じ、ナットレイの採用に至りました。ナットレイを採用したことのメリットとして狙い通りドリュウズの処理が安定するようになったり、相手のミトムの相手をできたりといぶし銀の活躍をしてくれました。なお、1発でドリル当ててくるドリュウズは知りません。そして、個人的にミトムとの最大の差別点として、ステロを撒けることが1番の違いだと考えています。ステロを撒くことにより、サイクル戦を有利に進めることができ、エースであるドラパルトやトゲキッスの補助ができることが大きく、自然とパーティにいなくてはならない存在となっていました。

 

また、鋼・草という優秀なタイプの組み合わせにより、タイプ受けができるのもこのポケモンの強い所です。有利不利がはっきりとしているポケモンなので相手の行動が読みやすく(逆もまた然り)、使い込むほど真価を発揮してくれるポケモンだと思いました。

 

持ち物はトゲキッス対面で強気な選択をできるオッカのみを採用しましたが、エアスラから入ってくるトゲキッスが多く、毎回お祈りをしてました。しかし、オッカのみ自体の発動機会は非常に多く、この持ち物選択は間違っていなかったと思います。食べ残しと比べてhp管理だけはシビアになるので、相手にギャラドスがいた場合は慎重に立ち回る必要があります。

 

 

 

トゲキッス@鋭い嘴

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性格:控えめ

 

特性:天の恵み

 

175(116)-*-115-187(236)-135-120(156)

 

エアスラッシュ/マジカルシャイン/大文字/悪巧み

 

本構築のエース② ドラパルトで突破しづらいアーマーガアなどの物理受けがいた場合に第2のエースとして選出した。

 

持ち物は火力底上げのために鋭い嘴持たせました。同じく火力の出せる命の珠型との違いとして反動ダメがなく、耐久振りが活かせるのが非常に強かった。また、今回の構築では採用はしてないがパーティで被りがちである命の珠の枠を空けられるのも偉かったです。

 

自分が特筆するまでもないが、このポケモンより遅いポケモンには無限の勝ち筋を持っていることもあり、幾多の負け試合を拾ってくれた神ポケモンでもあります。

 

個人的に現環境で入れない理由がないくらい強いポケモンだと思っているので、パーティの浮いてる枠に迷っている方は是非試してみてほしいです。

 

 

 

【選出】

ナットレイガオガエンorカビゴン+ドラパルトorトゲキッス

 

ヒヒダルマガオガエンorカビゴン+@

 

ナットレイカビゴン+@ など

 

8割くらいナットレイ投げてた気はします。

 

 

 

【最後に】

いろいろとありましたが、S5お疲れ様でした。剣盾から本格的に対戦を始め、目標である最終2桁には届きませんでしたが、今回非常に満足できる結果を残すことができたと思っています。上位帯での対戦もとても面白く、ここまで頑張ってきて良かったです。来期も楽しく対戦を行うためにもいち早くバグが改善されることを願っています。

 

 

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